能力者
思春期にさしかかった少年少女が、周囲の環境との齟齬などをきっかけにその心を暴走させ、特殊な能力を発現させるようになった存在。それぞれの願いや欲望が能力に反映されるのが特徴。オールドーは能力者をベスティアと呼び、捕獲を行っている。→ラルヴァ反応
アトラクター
クオンを中心に集まった能力者の組織。集まった少年少女は自らの能力をコントロールできるよう訓練を積んでいる。クオンは、新たに能力に目覚めた能力者を察知すると、サイボーグ部隊よりも早く出向きアトラクターへと誘う。だが、それがいつも成功するとは限らない。
ファンタジアム・ガーデン
クオンたちアトラクターが拠点としているテーマパーク。神無月がオーナーを務めている。中央のドームを5つのビルが囲んでいる形状から「新宿キャベツ」という愛称で呼ばれている。地下にアトラクターの本拠があるが、クーストースにはまだ明らかになっていない
千年樹
千年前から生えているといわれるファンタジアム・ガーデンのシンボルツリー。上部は桜が挿し木されている。クオンの過去ともつながりが深いらしい。
インサニア
ベスティアの中でも特に戦闘能力が高く、オールドーが手を焼いている存在。ベスティアを救いに現れることが多いが、それ以外の目的や正体などは不明。
ベスティア
能力者のことをオールドー(クーストース)が呼ぶ呼び方。ラテン語で獣の意味。オールドーはベスティアを2文字のアルファベットと3桁の数字の組み合わせで呼ぶ。→能力者
クーストース
オールドーの実行部隊。ラテン語で番犬を意味する。世界中に支部がある。日本支部は上代がトップを務め、その傘下にサイボーグ部隊(WTOC)を擁する。
オールドー
有史以来影から世界の秩序を守ってきた秘密結社。その目的は秩序の維持であり、ベスティアを排除するのも彼らが混乱を招くため。百王評議会とその下にある十二委員会によって運営され、日本の政財界にも深いパイプを持っている。ラテン語で秩序を意味する。
サイボーグ部隊(WTOC)
クーストース日本支部の傘下にある部隊で、対ベスティア作戦の切り札。隊員は、脳と神経以外を全て機械化されている。改造手術を受けた5人の隊員で構成されている。WTOCとはWeaponed Terminator of Custosの頭文字から。
ラルヴァ反応
能力者(ベスティア)が能力を使う時に発するある種のエネルギーの反応。クーストースは常にこの反応をモニターしている。レベルブルー(軽度)、レベルイエロー(中度)、レベルレッド(重度)の3レベルが設定され、レベルレッドが観測されると排除(捕獲)作戦が発動する。レベルレッドを超えて、完全に能力を発動させた状態をベスティアと呼ぶ。
なおアトラクターには、神無月の開発した抑制装置があり、能力者がクーストースに発見されないよう、ラルヴァ反応をある程度抑制することが可能。

(C)BONES/トワノクオン製作委員会